2018年4月11日水曜日

電車で気になった広告

どうもモチキです。

今日は通勤時に気になったお話を。
僕の通勤手段は電車(総武線)で、事務所までは駅から徒歩であ歩く時間も入れて約40~50分ほど。
会社の開始時刻が少し遅く11:00から(凄くありがたい)なので、通勤ラッシュの時間帯は避けられるものの、電車の座席が空いているほどではないので基本的には立ちっぱなしです。

でも30分近くずっと立っているのは疲れるので「できるだけ楽したい!」と、
いつも電車の出入り口の横にある袖仕切りにもたれかかるようにして外を眺めながら時間をつぶしています。

そこでは扉のガラス部分に貼り付けられている広告にいつも目がいってしまいます。
それは「怒涛の英語と個人指導」というキャッチコピーが有名なみすず学苑の広告。

首都圏で展開している予備校なのであまり大きくはないですが、おそらく首都圏での知名度はとても高いです。

なぜなら、広告のインパクトが強すぎるから。

こういった画像が、電車の扉に貼られています。
※みすず学苑のWebサイトのトップもこの画像。
参照:http://www.misuzu-gakuen.jp/

この広告を初めてみた人は、みんな口を揃えて言うでしょう。
「意味が分からない」と。

僕も初めてこの広告を見たときは思わず二度見しました。
この仮装をした人達の意味の分からなさにまず興味をそそられましたし、何より広告がふざけている割に進学率は良く、難関大学への進学率が17年連続9割突破という実績に驚きです。

しかも、Webサイトを調べていて知ったのですがCMも出しているようで。

Youtubeにもあがっていたのでご紹介します。







独創的、悪く言えば意味不明なこのCM。
シリーズ通して見てみると分かるように、毎年テーマは変わっていて、あとは怒涛のダジャレ押し。

本当に意味が分かりませんが、多くの人に興味を持ってもらう、という意味では大成功なのかもしれません。
結局、人の目に止まるか止まらないか、なのでしょう。
もちろん人の心を打つような素晴らしいCMもありますが、昨今のTVCMを見てもインパクト重視のものは多いですよね。興味を持って検索してもらったら勝ち、みたいなところはありますから。

その点でいうと、みすず学苑の電車の広告も、僕みたいに気になってWebサイトまで調べている人がたくさんいるはずです。電車への広告の出し方としては成功なのかもしれません。1枚で伝えられる情報なんて限られてますから、数値やグラフで知らせるよりもよっぽど効果的ですね。

しかし、ただインパクトのみを求めた広告かと思いきや、Webサイトで驚きの発見がありました。
なんとみすず学苑公式Webサイトの【みすず学苑CMの謎を解く】というページで「CMの意味なんですか?」という問いに公式からの回答が載っていたんです。

Q. みすず学苑の広告やCMは、なぜ毎年、あんなに意味不明なのですか? 

A. みすず学苑の広告やCMは、どこにもないものにしてます。それは、16年間連続92.06%合格という、合格率がどこにもないものだからです。しかし、受験生でないのに、「みすずのCMのファンです」と、感想を寄せて下さる方もたくさんいます。
 もちろん、中には「毎年毎年、広告の意味が不明です」「訳が分かりません」「長い間の疑問」と、おっしゃる方もいます。これまで、なぜあんなCMにしてるか、理由は公にしませんでした。しかし、今年は、たくさん質問が来たので、その訳を説明しましょう。
 まず、「意味不明」というのは、本当は間違ってます。なぜなら、みすず学苑の広告には、一貫したポリシーがあるからです。それは、「受験に関する、言葉遊びで一貫してること」です。終始一貫、ダジャレを通し、最後は、「怒濤の合格みすず学苑」を連呼して終わりです。このテレビCMを、見ないで電車内のステッカーや、新聞、駅貼りポスターを見るので、意味が解らないのです。ステッカーや新聞、ポスターは、テレビCMを平面的に並べたものです。ソフトバンクや、日清食品のポスターもそうなってるはずです。
 これが、終始一貫した、みすず学苑のCMのスタイルです。 
みすず学苑公式Webサイト:みすず学苑CMの謎を解くより引用

この回答を見ても「な、なるほど...よく分からん」としか思えませんでしたが。
ただ、これからも電車に乗ったときはみすず学苑の広告を楽しみにしている自分がいるに違いないと感じたモチキでした。

終わり。


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