2015年11月23日月曜日

マスターカップ8

どうもモチキです。


昨日おこなわれたマスターカップ8という大きなユーザー主催のイベントにお手伝として行ってきました。




審判やら選手誘導等を担当。時間にして16時間?朝の6時半から帰りは夜の11時半とかなりハードでしたが凄く良い思い出になりました。


「MASTERCUP」とは、5 on 5でおこなわれる勝ち抜きのトーナメント戦です。ユーザー主催の大会なんですがその規模はとてつもなく公式顔負けレベル。お祭り騒ぎのどんちゃんイベントです。
今回は確か180チーム近くがエントリーした過去最大の大会となっておりました。1次予選はリーグ戦のブロックもありかなり長丁場だったにもかかわらず、参加者の盛り上がりは終始最高潮だったのが印象的でした。こんな盛り上がりの良いコミュニティを見たのは初めてというレベルだったのですごく刺激になりましたね。


この大会は5 on 5で剣道や柔道のように、先鋒から始まり大将までといて、その5人を先に全員倒したチームが勝ちという単純明快なルールです。
ただし、エントリー時に登録した仕様キャラクターからは変更できず、相手キャラクターに得意不得意あれど決してキャラ変できないのも単純な実力だけで試合が決まらない面白いところ。


僕も審判として1つの筐体を担当していたので、いくつものチームを見たのですが、どこも個性豊かで何時間も立ちっぱで疲れているはずなのに、そこで起きるドラマに釘付けになっていましたね。

PCのオンラインゲーム上がりなので、格ゲーのコミュニティがどうやってできるのか、どうやってチームを組んだのか、想像が難しいところもありますがみんな気の知れた仲間達と出ている人が多く、味方の1勝に一喜一憂して大盛り上がりな光景は観ていて凄く気持ちよかったですね。

凄く楽しそうにゲームするんですよ。めっちゃ興奮してますし、負けたら凄く悔しがる。そんな当たり前なようで人までなかなか我慢しちゃう部分も体全体であらわして「うおおおおおお」ってなれるところがオンラインゲーム勢にはあまりない「良さ」といいますか。素直に羨ましいなと思いましたね。

いや普通に煽ってるようなチームもあるんですよ。でもそれも許容範囲内というか、別に問題としていないんですね。僕のやってるオンラインゲームだと陰湿で影でこそこそってイメージが凄く強いですけど、面と向かってそんな風に言い合って勝負しあえて、でも喧嘩になる訳もなく、わーっと盛り上がれるのは格ゲーならではなのかな、と感じました。

またみんなそれぞれキャラが凄く良い。それぞれキャラがたっててカリスマ性があるというか、こういうのオンラインゲーム勢にも必要だよなぁと思わせるレベルで本当にみんなのキャラが濃い。その人の人生がどんな風だったのか知りたいレベルで。うちの会社の松井さんしかり。佐々木さんしかり。格ゲー勢はとてもキャラが濃いです。


そんな中で凄く印象に残ったチームをひとつ。


関西のチームで僕と同じぐらいの世代の人達だったと思います。
ザ・関西弁って感じてめっちゃ煽るな~と思いつつも凄く強くて1予選は難なく勝ち抜いたチームでした。2次予選のトーメンとの時にまた僕の担当する筐体でその関西チームが現れたので「おっ」と思いつつ、試合進行を進める。

相手は韓国チームでエントリー説明を見るといろんな大会で勝ってるまさに強豪チームといった感じ。これは韓国チームが勝っちゃうのかなぁと審判しつつ見ていると、案の定韓国の先鋒相手に4人抜きされるという展開に。これは5タテあるか~と思っていたのですが、大将の人がなんとそこから5連勝するというめちゃくちゃカッコイイ胸熱の展開に!!

ただの審判だったんですけど、その関西チームの大将の人が1人、また1人と倒していくところをチームメイトの人達の後ろで見ているとこっちまでその緊張が伝わってきて。「勝って欲しいな」って気持ちも芽生えたりいつの間にか一緒に応援してた自分もいてすごく不思議な力がこの空間にはあるな~と感じました。とにかく熱かった。

凄く大変な1日ではありましたが素敵なドラマがたくさんあって、熱い試合を見て、感じて、凄く楽しい1日でした。是非来年もお手伝いしたいなと思えるイベントでした。


twitchにアーカイブが残っているので気になる人は見てね!
http://www.twitch.tv/gamenewton/v/27110224



終わり







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