2015年11月1日日曜日

「イミテーション・ゲーム」感想

どうもモチキです!

今回紹介する映画はこちら。

「イミテーション・ゲーム」





あらすじ

第2次世界大戦下の1939年イギリス、若き天才数学者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)はドイツ軍の暗号エニグマを解読するチームの一員となる。高慢で不器用な彼は暗号解読をゲーム感覚で捉え、仲間から孤立して作業に没頭していたが、やがて理解者が現れその目的は人命を救うことに変化していく。いつしか一丸となったチームは、思わぬきっかけでエニグマを解き明かすが……。



最初にこの映画の題名「イミテーション・ゲーム」を聞いたときは、まさか第2次世界大戦時の1人の天才数学者の数奇な運命を描いている映画だとは思いませんでした。

イミテーションの単体の意味としては、まがいもの・にせもの。
イミテーション・ゲームでどういう意味なのか調べてみたところ、コンピューターの思考能力を評価するために行なわれるゲームのことらしいです。人工知能(AI)の開発に利用されるんだとか。


そんな映画、「イミテーション・ゲーム」。
何かの映画を観たときに、宣伝でなんとなく流れていて、少し気になっていた記憶もよみがえり、どんな映画なのか試しに借りてみました。


主人公は天才数学者、アラン・チューリング。
実在した人物です。かなり有名な方なんですが、僕はこの映画を観るまで存在を知りませんでした...調べると一発で引っかかります。僕たちが普段何気なくつかっているコンピュータの基礎を築き、「コンピュータの父」とも呼ばれた偉人の1人です。(詳しく知りたい方は調べてみてね)


その天才の彼が挑戦したのが、ドイツの暗号機「エニグマ」。
難攻不落の暗号機とされ、エニグマのパターン数は10人の人間が、1日24時間働き続けても、全組合せを調べ終わるまでに2000万年かかると言われていました。そして暗号機の組み合わせは1日経てば変更されると...僕はこれを聞いただけでワクワクしましたね。

天才数学者 対 難攻不落の暗号機「エニグマ」


みなさんも一体どんな展開になるのか気になってきませんか?

そんなあなたはTSUTAYAにGOですよ...!!



映画自体の流れは、、政府のエニグマ解読の機密作戦に参加した主人公アラン・チューリングと英国の頭脳をあつめたチームが暗号機にいどむ話がメインです。(物語の6~7割は研究室です。)
ただ天才数学者と暗号機とのたたかいを描いている訳ではなくて、あくまでメインは彼の人生といいますか、「アラン・チューリング」の物語です。彼がどんな人間で、どんな人生を歩み、どんな最期だったのか。
いろんな要素を含んだ映画にもなっています。サスペンスでありラブストーリーでありその他もろもろ。ただの伝記映画とは違っていろんな面があるのもこの映画の面白いところ。

そして少しストーリーの構成がやっかいな部分もあるので、よーく観ることをおすすめします。いろいろと時間軸が飛びますので、「え、今何やってんの?」とならないように気をつけましょう!!


最期に主人公アラン・チューリングについて。彼にはいわゆる、アスペ(アスペルガー症候群)の面があるということ。天才とアレは紙一重ともいいますし。
きっと誰もが観ていても「あー、こういう人いるかも」って思えます。そんな彼を演じきっている「ベネディクト・カンバーバッチ(俳優さんの名前です)」にも注目してみてください。

何かと天才というか超人役が多い彼。
海外ドラマの「シャーロック」や映画「スタートレック」なんかにも出ている人ですので、気になったらTSUTAYAなんかで探してみると良いかも知れないですね!


終わり




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