『火星の人』
個人的に前回紹介した『DINER』 ダイナーに次ぐ面白さ!!
こちらも松井さんや同僚のベックスくんオススメの本になる訳ですが。
実はまだ途中なんですよ。
この3連休の間に読み終えるつもりがまさかの事務所に置き忘れるっていう。
続きが気になってずっともやもやしたままなので、どうせならブログで書いちゃおうと思います。
さて、どんなお話なのかあらすじから。
有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐によりわずか6日目にして中止を余儀なくされた。だが、不運はそれだけで終わらない。火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は砂嵐のなかへと姿を消した。ところが―。奇跡的にマークは生きていた!?不毛の赤い惑星に一人残された彼は限られた物資、自らの知識を駆使して生き延びていく。
簡単にいうとサバイバル物語です。
無人島なんかにひとり取り残されたなんて話はよく耳にすると思いますが、本作の場所はなんと火星。火星からどうやって生き延びるの?ってところからもう僕はこの本に引き寄せられました。
そして聞いたこともないような専門的な知識がばーっっと押し寄せてきます(宇宙に行くぐらいだから普通の人達ではない)が、特に理解できなくても読めます。
生きるために必要なことをしているとだけさえ分かっていれば、正直「?」な場面があっても問題にはなりません。きっと専門知識を持っている人が読むともっと面白いんでしょうが、さすがに今から勉強するつもりにはなれません...。
物語は主人公が毎日のように残すログ(日記)をメインに話は進みます。
僕がこの作品を気に入った1番の理由は、主人公ワトニーが凄く魅力的なキャラクターだったこと。ユーモアあふれる語り口で、火星にたったひとり取り残された人間とは思えないその前向きな精神は、読んでて勇気をもらえるレベルです。
視点的には何だろう、彼を見守る風に読んじゃってましたね。
「頑張れワトニー!、絶対助かれよワトニー!」って応援してる自分がいます。
さすがにバッドエンド、っていうことはないと思うんですよ。きっと助かるとは思うんですが、先を知らない分、続きが気になって仕方がない。このワクワク感は『DINER』に似たものがあります。主人公が危機的状況に陥ったとき、どうなったのか続きがきになって、過程を飛ばしてしまいたくなるほど。いや、ちゃんと読んだ方が良いんですけどね。
僕もまだ6割ほどしか読んでいないのでまだはっきりとは感想が言えませんが今のところ凄く面白いです。この3連休どれほど読みたかったことか...。
この作品、ちょっと調べてみたところ著者はアンディ・ウィアーという方で、もともと自信のウェブサイトで連載していたものをkindleで電子書籍として出版、そして人気が出て書籍化、更には映画化という。綺麗に階段上がっていきましたね。
ちなみに映画は今年の2月、公開予定らしいです。
邦題は『オデッセイ』
いや~楽しみですね。
これは必ず観に行かなくちゃ!!
終わり
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