2015年4月4日土曜日

4.「真実の行方」感想

どうもモチキです!!

今回の映画はこちら。

「真実の行方」




あらすじ

大司教惨殺事件で逮捕されたのは、彼の侍者のアーロンという青年だった。売名家と呼ばれている弁護士マーティンは、事件の話題性から無償での弁護を申し出た。あどけないアーロンの表情を使ったマーティンの作戦も、明らかにされていく宅地開発に絡む大司教への恨みや“悪魔払い”の名のもとにビデオに収められた醜聞も、元恋人の検事ジャネットによって次々と提出される物的証拠の前にはなす術が無かった。そんな時、アーロンの精神分析を担当したアーリントン女医がつかんだ事実とは……。

※allcinema ONLINEより引用


この映画を観た時は、ただただ衝撃でした。
いわゆるどんでんがえし系の映画になります。

最初は普通の法廷映画というか、青年の無実を勝ち取る弁護士の話かと思ってたんですが、
展開が進むにつれて嫌な予感がしてきます。勘の良い人だと途中で気付くかもしれません。


僕はこの映画、本当によくできてると思ってます。
それはストーリーの良さもありますが、一番は青年役であるエドワード・ノートンの演技にあります。
主人公であるリチャード・ギアも魅力的なキャラに仕上がってますが、最後はこの青年に釘付けになるでしょう。

そしてきっと、観終わった後にもやもやすると思います。
ラストの捉え方次第できっと考えも変わってくると思いますが、僕にはショッキングな内容でしたね。

僕がこの弁護士さんだったら真実を知ったあと、きっと立ち直れないというか正義とは何か、なんてことを考えだすかもしれません。
どんでもなく煮え切らない...凄く後味が悪いです。




また、弁護士についてほとんど知識がなかった僕には凄く勉強になりました。
法の限界を感じましたし、またそれを利用した脚本にもなってるのが面白いです。

よく分からない!!法廷ものの映画とかつまらなそう!!とか思ってる人は、是非この映画を観てください。全員とは言わないまでも、8割ぐらいの人は楽しめます。




見所
とにかく青年役のエドワード・ノートンに注目!!

そしてラスト。主人公のマーティンはすべてが終わった後、法廷の裏出口から1人出て行くカットで終わりとなるのですが、その間が何とも言えません。是非!!



監督はグレゴリー・ホブリット、他の作品では「ブラックサイト」「ジャスティス」等。





















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